「資格なんて意味ない」のウソ・ホント

しかくなんて意味ないのウソほんと ままのキャリア

資格を取ろう!と思って周りに相談したら「資格なんて取っても意味ないよ」って言われてしまったこと、ありませんか?

私はあります。(笑)

それでなくも、資格試験を受けるって勉強時間もお金もかかる上に、合格できるかも分からない三重苦なのに、その上「意味ない」「役に立たない」なんて言われたら、受けるのやめようか・・なんて思っちゃいますよね。

今回は、そんな三重苦+αにもめげず、資格を取得してきた私が思う「資格なんて意味ない」のウソ・ホントをお伝えしていきたいと思います。

これを読んだあなたが、資格試験に対する迷いが消え、試験に全力投球できることを願ってます。

「資格なんて意味ない」のウソ・ホント

「資格なんて意味ない」って言われる理由はザックリ2つ

  1. 「資格」よりも「豊富な実務経験」の方が重視される
  2. 「資格」を取って開業しても食べていけない

「資格」よりも「豊富な実務経験」の方が重視される?

転職市場等で、資格よりも豊富な実務経験の方が重視されることはあります。

とはいうものの、あなたが実務経験を積める環境にないのであれば、無資格かつ未経験は転職が一番難しくなるため、資格を取った方が近道になる可能性があります。(私もこのタイプ)

また、あなたに豊富な実務経験がある場合、資格を取ることで実務経験の価値はさらに高まります。実務経験はレベル感を客観的に証明するのが難しい時もありますので、そのような時も資格は有効だと思います。

もう一つ、実務経験以前に「資格」が無いと出来ない仕事、応募できない求人もあります。その場合は確実に「意味がある」ので、迷うことなく全力で合格を目指しましょう。

ホント
資格よりも豊富な実務経験の方が重視されることもある
ただし・・

実務経験を積める環境にないなら、資格を取った方が近道になる可能性あり
資格を取ることで実務経験の価値がさらに高まる
資格が無いと、できない仕事・応募できない求人もある

ちなみに、転職時は、資格試験を受けたその過程自体もアピール材料になります。

私も、子育てしながら資格試験を受け合格したため、「優先順位を考え効率的に時間を使うことが出来る」と面接でアピールしました。

「資格」を取って開業しても食べていけない?

これも、よく聞きますね。

資格を取った“だけ”で、食べていけるようになると考えているなら、それは違うかなと思います。当たり前ですが、資格の取得はあくまでもスタート地点に立てるだけ。大切なのは、その先ですよね。

私には、行政書士や社会保険労務士の資格を持ち開業した友人知人がいますが、皆さん、食べていけるというレベルではなく、利益を出した上で社会に貢献していらっしゃいます。

ホント&ウソ
資格を取って開業しても食べていけない

資格を取った「だけ」で食べていくことは難しい。
資格を「いかして」食べていくことは出来る。

資格を取るメリット

私が考える資格を取るメリットは3つ。
1.新しい世界が広がる。(選択肢が広がる)
2.仕事の幅が広がる。
3.自己効力感がUPする。(自信につながる)

新しい世界が広がる。(選択肢が広がる)

資格試験の勉強をしていると、今まで知らなかった知識や言葉、法律や制度、常識等に出会うことが出来ます。

それは、試験だけではなく、自分や身近な人に役立つ知識であることも多いです。

例えば、会社員のあなた、毎月の給与から控除されている社会保険料って、いつどのタイミングで何をみて決まっているか、知っていますか??

もしもの時の障害年金も遺族年金も、年金保険料の未納期間があると貰えない可能性があるって知ってました??

私は、いづれも社労士試験を受けるまで知りませんでした。(汗)
まさに、無知は罪・・・

他にも、資格を取得しその資格者が集うコミュニティーに入ることで、人との出会いも広がります。資格を複数取得することで、将来の選択肢が増えることもあります。

つまり、資格を取ることで、あなたの世界が広がるのです。

仕事の幅が広がる。

資格を取った後、開業したり直接業務を行ったりする機会が無かったとしても、そこで学んだ知識経験は、今の仕事にも役立ちます。

私の場合、社会保険労務士という仕事をしていますが、民法、商法関連の知識は行政書士試験で学んだことが役にたっているし、相談を受ける際の姿勢や従業員への教育・研修等については、キャリアコンサルタントで学んだことが役に立っています。簿記2級や税務の民間資格も取得しているので、お客様と簡単な経理や数字のお話しもできます。

要は、これまで勉強してきたこと何一つ無駄になったものは無いって感じです。(笑)

自己肯定感・自己効力感がUPする。(自信につながる)

私の中では、これが一番大きいです。

試験を受けるために、コツコツと勉強しストレスを抱えながらも受験し合格したその経験は、「自分にもできるんだ」という自信につながります。

この自信は積み重ねてきた時間という重みを得て、揺らぎづらくなります。

「この試験に合格できたから、あの試験にも挑戦してみよう」
と挑戦することへのためらいも小さくなってきます。

何かコトが起こった時も、「あれだけ頑張れたんだから」と踏ん張る力にもなります。

何よりも私は、自分で自分を認めてあげることが出来るようになりました。

これって、すごくないですか?

【資格を取るメリット】

新しい世界が広がる。(選択肢が広がる)
仕事の幅が広がる。
自己肯定感・自己効力感がUPする。(自信につながる)

資格を取ることは「目的」ではなく「手段」

私は、「資格」はあくまでも、自分の想い描く未来や、こうなりたい、こう在りたいと思う未来に向かうための一つの道であり道具だと思っています。

大切なのは、資格を取ったその先の未来。

自分が思い描く未来を最終GOALだとすると、たくさんあるGOALまでのチェックポイントの一つに「資格を取得する」という小目標があるって感じかな。

ロードマップ

この視点があると、自分が思い描く未来から逆算して、今、何の資格が必要か?と考えることもできるし、今この資格を取って、未来の自分にどう活かそうかと考えることも出来る。

個人的には、この視点とっても大事だと思っています。

*もちろん、最終GOALまでたどり着けるのであれば「資格を取得する」以外の道を選択してもOK

まとめ

私が思う「資格なんて意味ない」のウソ・ホント について書いてみましたが、あなたの迷いの道しるべに、少しはなれたでしょうか?(不安)

あなたが、資格試験を受けるために費やす時間もお金も経験も、それはすべて、あなたの血となり肉となり、あなたの人生を豊かにする可能性を秘めています。

たとえ資格試験に挑戦し、合格できなかったとしても、それもまた、あなたの血となり肉となり、あなたの人生を豊かにする可能性を秘めていると私は思っています。

もちろん、資格試験に挑戦しないという選択をしても、そこで悩んだ経験は、あなたの人生を豊かにする可能性を秘めているでしょう。

どんな経験もそれをどう捉えるかは自分次第。

あなたは、どちらの道を選びますか?

2つに分かれた道
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